友人から教わったこと

数か月前に閉店したお店で、お茶と野菜の販売があると知って行ってみました。
ガランと広くなった店内に、大きなテーブルが置かれていて、
何人かの方々がお茶を飲みながらおしゃべりをしています。

以前の自分であれば、声をかけられたわけではないのにそこに交わる、
ってことはしなかったと思います。
でも、今の私は、全く知らない人であろうと全然平気でおしゃべりの中に入ります。
楽しく聞いて笑って、気付いたら一時間ほどたっていて(買い物ではなくお茶のみになっていた)、
ではまた~失礼します~と言って帰りました。

自分って、そういうことにすっかり慣れてしまったんだなあと思いました。
知らない人だから話しかけれないということがなくなった。
誰にでもおもしろい話があって、何なら誰とでも友だちのようになれると思っている。
そして、どこにでも気が合う人もいればそうじゃない人もいるし、
それで全然いいと思っている自分がいる。

この「人類皆兄妹」のような感覚は、
今年に入って、時々一緒にイベントをするようになった友人から私が教わったことです。
彼女の素直で全く躊躇がない声かけは、
人からどう思われるのかより、自分がどうありたいかを優先していての行動。
これなんだなと思いました。

人に素直であるということは、
自分に正直でいるということなのかもしれません。
「こうしたい」と思ったらそうしてみる。
「話したい」と思ったら声をかけてみる。
そして何か引っかかることがあれば、それを自分の気づき(パターン)として受け止める。
彼女のシンプルでわかりやすい行動が、
いつのまにか大きな学びになっていたと思いました。

学んだことを生活の中での実践へとかえる。
そのために日々、いろんな人から教わっているんだなと思います。
大きな悩みや苦痛だけから、学びを得るのではない。
何気ないこと、ささやかなものの中にも偉大な発見があったりします。



夕飯は、新米のきりたんぽ! ちくわじゃないよー







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