静寂の音
クラシックギターのソロコンサートに行ってきました。 会場はパイプオルガンのある小ホール。 元々はオルガンの音を美しく響かせるために作られたホールですが、 ギター奏者にとってもここは憧れの場所なんだそう。 その良さが素人の私にもわかるほど、 クラシックギターの音色を十分に味い尽くした贅沢な時間でした。 五十嵐紅さんってご存知でしょうか。 私ははじめて知った方なのですが、 その紅さんが弾くギターの音色が本当になんと表現したらいいものやら・・・ ボキャブラリが乏しすぎる私で申し訳ないけれど、 もうギターなのか何なのか、宇宙を感じられるような聞いたことのないような音でした。 最後の最後まで音が小さく響く感じや、 余韻が消えてからも~そこにかすかに残っている漂う感じとか。 「静寂」というタイトルの通り、 音があることで静けさを感じられるという体験でした。 ギターの音って小さいのですね。 演奏中は耳を澄まして、 お客さんたちみんなで音を立てないよう集中し、 何だかみんなでコンサートを作るかのようで楽しかった。 時々、弦がキィーンって鳴ったり、 コンコンっていう感じの音が出たり、 ギター1本なのに、何本かあるかのように音が重なっていたり。 一体どうなっているのか? 技術的なことはまったくわかりませんが、 もう、な~んかとにかく良かったあ~って。 心が熱くなりました。 五十嵐紅さんのHPをたまたま見ていたら、 ―――素人でも玄人でも関係なく、「いいな」と思ってもらえることこそが、嬉しい。 音楽は、まず好みの世界だから。――― と書いています。 確かに! みなそこから始まるんですね。 盛岡にまたぜひ来ていただきたいと心から願います。 G線上のアリア、ラ・カンパネラ、太陽がいっぱい、星めぐりの歌が良かったです。 あの静寂をもう一度味わいたいな。 ライブでぜひ聞いてほしい!