こっちの生活もいい
母との生活が1か月経ちました。 途中から娘も、休日返上で来てくれるようになり、 すべて何から何まで自分一人でやるということはなく、 夫にも支えられて、実家でのお泊り生活が続いています。 母が退院したばかりの頃は、 この先一体、自分はどこまでやろうと思っているのか? それさえも検討つかず、 リハビリもやってみないと分からず、で、 とにかく無理だけはしないように、 頑張り過ぎないようにやっていこうと思っていました。 ところが、 体力的な不安はありますが、 頑張りすぎないように・・・どころか、 この生活って悪くないなと思うようになってきました。 大変なはずの生活だったけれど、 心はなんだか落ち着きをはらってきて、 母中心の時間の中で、家事や介護に重きを置く生活も案外いいかもしんない・・・ と思うようになっている自分がいたのです。 そして、それだけではなく、 だからもうできることなら、仕事もしたくない。 もう、辞めようか・・・会社。 母と一緒に暮らすのは無理・・・って思っていた自分が、 今こうして、一緒にいても何とか暮らせるもんなんだなと知る。 介護で夜眠れないといっても、 元々浅く眠りが悪い自分だったではないか。 もし会社に行かなくて済むのなら、昼寝だっていっぱいできる。 ときどき家と実家の往復生活して、そうやって母のこともみていけるのかも。 なんてことを思う自分がいるとは・・・! でも・・・やはり、 これはパターンだったんだなと分かりました。 今は、母といても以前よりパターンが騒ぐようなことがほとんどなくなった。 そして、根本的には、 大好きなお母さんといっしょ~なわけですから、 自分のパターンとしては大ボスも大ボス、 ●ほめられたい、称賛されたい ●大事にされたい、気にかけてもらいたい ●認められたい、特別で一番でいたい といった大パターンが、 母によって満たされているわけです。 なんだか心が落ち着くと言っているけれど、それ、 誰がいいと言っているの? 誰が会社行きたくないと言っているの? 大変だと思っていた生活から次第に、 居心地がよくなったのは、パターンの居心地だった。 そりゃそうです。 社会に出ればいろいろな人間関係があるということだし、 パターンは騒ぎます。 それが嫌だし、面倒だったんです。 だから、介護というさも親孝行していますよ自分、 っていうことを表明し...