半分の方の世界で

父親の一周忌でした。
あれからもう一年が経ったんだなあと、本当に時が経つのは早いです。

その朝、夢を見たのですが、
どういうセッティングだったのか?内容は忘れてしまいましたが、
父は自転車に乗って元気でいました。
何か私に声をかけて笑顔でさっそうと行ったので、
たぶんあの世でも元気だから心配いらないよと、
伝えたかったのかなと思いました。

ただ、私は前の晩にお腹をこわしてしまい(甘いもの食べすぎた)、
みんなでお寿司を食べに行く予定だったので、
ああ~やってしまった・・・と、なぜ自分でセーブできなかったのか!
反省していました。
結局、お寿司をいただく頃にはお腹は治っていたのですが、
父親に、ちょっと叱られたような気持ちになりました。

目には見えないけれど、
時々、母親のことを守ってくれているのかなとか、
兄のことを応援してくれているのかなとか、
夫に何か頼んでいるのかなとか、
娘にはとにかく愛情を注いでくれているなとか・・・いろいろ感じることがあります。
私の場合は、大抵、体に無理をしていることで叱られているか、
心配されているかのような気がするんですね~。
生前もそうだったので、そう感じているだけかもしれませんがー。

父親が亡くなってからは特に、
ご先祖様から自分が今日までつながって、この体があるんだなあと思うんですね。
だから自分の欲、エゴによって余計に弱体化させないようにしたい。
ちょっと気づくのが遅いんですけど・・・
疲れないようにほどほどにやっていこうと思います。

父にしたら、もう私(子ども)に対しての未練はないのかもしれないけれど、
私は父を思うと未だに寂しさを感じてしまいます。
それは、愛情をたくさんかけてもらい、
そこに包まれた時の感覚が今もずっとここにあるからなのか、
それとも、もうありがとうって直接言えない寂しさなのか・・・
あの肉厚で温かかった手を握って歩いて、おしゃべりして、笑って、
本当に私って、お父さんのことが今も大好きなんだなー

会えない、見えない、ということがあるのは、
いつか会えるかもしれないと思うし、
会えた時にたくさん話そうと思うから頑張れる気がします。
って言うと、
頑張らなくても大丈夫だって言われそうですが・・・

見える世界と見えない世界が半々で一つ。
その半分の方の世界で今、やれるところまでやっていこう!
でも、もらったこの体も大事にしていこう!
そんなことを思います。




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