啄木の魅力




盛岡劇場で、舞台『泣き虫なまいき石川啄木』を観てきました。
岩手の詩人といえば、宮沢賢治の方が有名だと思いますが、
啄木の詩や短歌は凡人にもわかりやすく、すぐに情景が浮かぶものが多い。
かざらない素直な表現がす~っと胸に届く感じが好きです。

私は演劇が好きというよりは、
少しでもそのとき自分の興味が向いているものに
関連するものを観たくなります。

先月、わらび座で観た『秋田は何もない』もそうです。
その頃秋田へ通い慣れ親しんでいたため、
その土地のもつ豊かさ素朴さに惹かれて
秋田の良さにはまっていたから観にいきました。

今回のこまつ座も、
一冊の本を読んだことをきっかけに、
啄木という人間が気になってしかたなかったのでした。
たった26歳でこの世を去るまでの生涯って、
どんなだったんだろうって思った。

どんな育ち方をして、どこでどんな暮らしをしていたのか。
自分の結婚式に来なかったことや、借金だらけだったことなど、
ものすごく自分勝手に生きた印象がある啄木ですが、
本当のところはどうだったんだろうって思います。

啄木は26歳で亡くなるまでたくさん作品を残したのかもしれませんが、
それよりも日記を書き綴ったことにすごさがあります。
毎日の苦悩の中でも交友関係があり、
家族との葛藤がありながらも何とか稼ごうとした。
その生活日記があったからこそ、
今自分たちが親しみをもって啄木のことに思いを寄せられるのでした。

今私も、こうして日記を書いていますが、
誰かに読んでほしいというものではなく・・・
(当然、啄木と比較してませんよー)
今の思いと事実を言葉にしながら、
自分を作っていきたいから書いているのかもしれないです。

それにしても、舞台やる人ってなぜにあんなに声が出るのでしょう。
すごく気持ちよさそうだしカッコイイ。




昨日のケーキがひっくり返った!




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