ロイヤルファミリー

今季のTVドラマは2つほど録画して楽しんでいます。
1つは天海祐希さんが主演の「緊急取調室」。
相手に突き刺さるような言葉が役柄ではなく、
天海さん自身の言葉なのではないかと思ってしまうほど、はまり役です。
カッコいいです。

そしてもう1つは、妻夫木聡さん主演の「ロイヤルファミリー」。
こちらは競馬をドラマにしたものなんですがー
単なる勝った負けたの話ではなくて、夢とその夢に立ちはだかる壁と人間模様と、
私的には今年一番の傑作ドラマでした(あんぱんも良かったけど)。

馬を育てる人たちの執念、馬主としての会社存続の危機や家族の確執、
ジョッキーの葛藤、馬の継承と人間の継承。
20年の歳月をさかのぼっての人間模様とレースのリアルさがすごかった。
競馬って、こんなにも多くの人が関わってできているんですね。
馬がさらに好きになって、今や競馬中継も見てしまいます。

そのロイヤルファミリーのテーマは「継承」であり、
最終回は、その継承に対する動機は何か?という場面がありました。
父から子への押し付けられた継承と、
望んで受け取り自分のものへと生み出していく継承。
この二つの動機の違いがドラマ的には最後、レースの明暗を分けるのでした。

そして競走馬って、何代でもさかのぼってその馬の性質や特長を見ていくんですね。
(ほんとに競馬について何もまったく知らなかった私)
代々の馬たちの能力や気質が受け継がれているということを信じて、
またその血が流れていることを馬自身もわかって、
自分のレースをしていくかのようでした。
血統ってここまでなのか!というくらい夢(可能性)がそこにあるのです。

これって、人間も同じようなものではないかと思いました。
自分が知らないご先祖様のとある能力と、気質や人格、
または身体的特徴などを受け継ぎ、今の自分がある。
そう思うと自分は一人であって一人きりではない。
かなり心強いものがあります。

こういう気づきも学びも熱いドラマを持ってこそ伝わる。
かじりついて見てしまうものは、そういうことでもありますね。
ぜひ~、続編やってほしいな。





街は年末ムードです







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