なんか元気な人

最近、中途採用の面接に来られる方をちらほら見かけます。

自分も面接はこれまで何度も受けてきましたが、
私の場合、落ちたときにまず思い出すのは、
笑顔がいまいちで、服装もなんか独自の基準で(ここも真剣さがでる)、
言うことや態度がちょっと生意気だったのではないかと思います。

おそらく謙虚で誠実にいこうとか、自信もっていこうとか、
いろいろ心づもりはしていたと思うけど、
素がそうじゃないので何かちぐはぐな感じだった気がします。

それで思い出したのですが、
今の会社に採用された時(40代前半)、
採用理由が、元気が良かったからね~、と言われたのです。
当時は、え、元気って・・・それだけ?と思いました。

でも今や障害のある方の就労支援をしていると、
障害の有無に関係なく、
本当にそれがまずは一番だということがよ~くわかります。
なんか素直で、明るくて、自然に元気な人。

この人となら一緒に楽しく働けるかな。
って感じる雰囲気があるかどうかはまさに感覚、直感でしかありません。
学歴も何をやってきたかとかも全然関係ない。
なんとなくいい感じ~っていうものこそ大事なんでしょうね。
働いてからもそういういい感じが人間関係を柔らかくしていくのだと思います。

と、ここまで書いて、
今の自分はどうかな?と振り返る。

ありがたいことに、素直で明るく元気じゃないときも、
利用者さんたちが自分を、
そういう人間を思い出させてくれているのではないかと思いました。

就職を目指してがんばっている人、
人との関係つくりに悩みながらも毎日通ってくる人、
体調を整えていくことを目標とする人、
自分の居場所として来れるようになった人、
などなどいろんな人がいます。

一見静かに見える毎日ですが、本当にみながんばっているんだなあと思うし、
がんばれないって言う人でもそれと対峙しながら、
やっぱりそれもがんばって生きていると言える。
そういう心はお互い影響されないわけはないので、
気づけば自分も元気なスイッチを入れて一日を始められているのです。
それがすごくありがたい。

明日から雪マークが出ていました。
どんよりした空が続いていますが、明るい挨拶で明日もいこう!



写真をAIでアニメふうに作ってもらったら…誰この人!







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