平たく言う
近くの公民館でさつき展が開催されてました。
若い頃は、こういうポスターを見ても素通りでしたが、
丹精こめて育てた盆栽をちょっと見てみたいなと思い、寄ってみました。
さつきとツツジって同じような低木でどっちがどっちなのか、
どこが違うのか全然分かりませんでしたが、
花が咲くと、さつきの方がツツジより小ぶりな花なんですね。
昔から家の庭にはたぶんどっちかの花がいつも咲いていたので、
(時期的には先にツツジが咲いて、後からさつきが咲くそう)
なんだか庶民的な花というか、身近で親近感があります。
この、庶民的で身近な感じ・・・、
昨日のセミナーで言われたことを思い出しました。
質問されて、答えを探そうとするんですが、
考えても考えてもしっくりくる言葉が出てこなくて、
声がつまってしまいました。
やっと何とか浮かんだ言葉も、
自分でもこういうことを言いたいんじゃないんだけど・・・って思うような、
質問の主旨とずれているような、かみ合わない言葉。
背伸びしているわけでもないんだけど、何か違う。
「もっと身近な言葉を使って」
「平たく言えば、それってどういうこと?」
先生から突っ込みが入ります。
もっと自分らしい身近で適当な言葉って何だろう。
自分でもそういう言葉を探しているのですが、
うっかり口をついて出てきた言葉は、
ああ、私、こういうのが苦手なんだよなあ・・・と。
すかさずそこも指摘されました。
もう、苦手とか言ってる場合じゃない。
ボキャブラリーが少ないとか、全然できないとか、思い浮かびませんとか、
そう言っては許してもらおうとしてきた自分の歴史に、いい加減さよならです。
平たく言うって、分かりやすくシンプルに言うということ。
ここにとても難しさを感じます。
わざわざ小難しい言葉ではなく、普段使わないような飛びぬけた言葉でもなく、
かと言ってありきたりな表現でもない。
もっと等身大の自分にふさわしい、聞いた相手にすーっと届くような、
そんな言葉があるのだと思います。
そこを選べるようになるまでは、
いろいろ変な、よく分からない言葉が出てくるかもしれないけれど、
たくさん失敗しながら自分で考え練習していこうと思いました。
(さつき展の話からここまで来ました~)
ここは昨日の日記とは打って変わって、
よーく頭を使って考えたいところです。
こんな可愛いさつきもありましたよ! |
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