自分を応援してくれるもの
自分を応援してくれるものって、
普段あたり前すぎて気づかなくなっていることがあると思います。
今ある環境だけではなく、
これまで自分がやってきたことの中に、
繰り返し身についたものや一生懸命に努力して身につけてきたもの、
そういう自分の一部となっているものが、
日々ちょっとしたことで自分を楽にさせてくれているような気がしました。
以前は、人前で何かを説明するとか、
セミナーのように一人で話すということが本当に嫌で嫌でたまりませんでした。
一対一ならばそこまでではないにせよ、
「人前でちゃんと話せない自分」というパターンは、
もう本当に長い間、パターンとしても認識されないくらい、
これが自分なんだ!と信じてやまなかったのです。
でも、カウンセラーをやっていこうと思った時から、
自分からお話をする機会(小さな講座)を開くようになり、
ちゃんと話せない、ではやっていけず、
何度も頭が真っ白になりながら、恥をかきながら・・・
それでも話していていくうちに、
ちょっとづつそういう自分にも慣れてきたのだと思います。
緊張していてもいいし、噛んでもいい。
内容が多少間違っていたとしても(いや、間違ってはだめだけど)、
今の自分で背伸びさえしなければいいのかもしれない。
って思うようになっていった。
この、無理をせず今の自分のままで話そうという意識が、
本当に少しずつですが身についてきたように思います。
それらがいつの間にか自分を支えてくれていたんだなあと思うし、
自分を応援してくれているように思うのだ。
そう思うと、これまでいろいろな失敗があったけれど、
そういう経験そのものが力になってくれたのだと、ありがたく思います。
自分が緊張するときって、大体何か立派なことを言おうと思ったり、
よく思われたいというパターンが発動するときなのです。
だから、心臓がばくばくしてきたら、
そういうパターンが出てきて頑張ろうとしているんだなと、
また自分を知ることができます。
そう、そうやってあたり前になりつつあることも、
パターンがいるからこそ気づけるのであって、
パターンが騒ぐというのは、
自分を応援してくれているってことなのかもしれないです。
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