伝えるということ

心のカラクリを、久しぶりにお話させていただく機会がありました。
今や企業研修のメンタルヘルスについての内容はピンからキリまであって、
(って言い方も何だけどー)
ネットを見ればいろいろな話を知ることができます。
でも自分ならどんなお話がしたいだろうかと考えると、
やはり、自分がこれまでやってきたことを伝えたい。
それしかないと思いました。

伝えたいと思ったことが、本当に伝わったかどうかは、
きっと半分、いや10分の1にも満たないものなのかもしれません。
でもやっと最近はそれでいいんだって思えるようになりました。
そもそも伝えたいというのも、
何かもう少し違う表現、言葉はないのか?と思うけれどー(今は浮かばない)。

話をした、伝えた、のは自分ですが、
それをしたことで自分の方が参加された方たちから与えられるものは、
断然大きいのではないかと思います。
新入社員ということで、受け応えのフレッシュさに自分が終始なごまされていたのもそうです。
講義中、ちょっとポカンとした表情をされて、
いつもだったら焦ってしまうところですが、
今回はその表情から、
なんだかよくわからなくても大丈夫、進んでいこう!
というたくましさを感じたり、
そうだ、やり方を教えることではない、
私が届けたいことはハウツーではなかったと気づかされたりしました。

まだまだまだまだ未熟な自分が受け取ったものは、他にもたくさんあります。
素直さ、純粋さ、好奇心、楽しむ心、謙虚さ、
たくましさ、思いやり、尊重、洞察力、受容、前を向く力、などなど。
いやいや、よく考えてみれば、
今回に限らずいつだって私は、伝えたいとか何とか偉そうに言いながら、
今の自分に必要なものを相手から教えてもらっているんだな。




今日もガンガン暑かった(誰も歩いてないよー)


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