新たな自分のペース

職場の人と一緒に出張でした。
普段、東京へ行くときは一人のことが多いので、
久しぶりに他人と一緒に行くというので少々心配なことがありました。

私は肺機能が弱いため急いで歩くのがホント苦手なのです。
ひどいときは呼吸困難にもなるし、当然疲れやすくもあり、
相手の方に迷惑をかけてしまうなあと思うと、
なかなかこれは気を遣わずにはいられません。

事前にそのことを伝え、少々ゆっくり歩いてもらいました。
そしてなんとか、具合が悪くならないで帰ってくることができて、
本当にありがたかったです。
自分一人ならば何も問題ないことでも、
一緒に歩くという状況があると、
息があがってくるのを隠そうとして余計に苦しくなっていました。

そういうことを我慢するのはもうやめよう。
がんばって相手に合わせなくてもいいのかもしれない。
そんなふうにやっと思えるようになったと同時に、
なんでこんなふうな体になってしまったんだよーって、
そこへ苛立つパターンとも共にいられるようになったことを最近感じます。

以前、お医者さんに、
「肺機能としては80代ぐらい。今からそう思って付き合っていくといいですよ。」
と言われたとき、本当にショックだったのですが、
でもその時言ってもらって良かったなと今は思う。
何事も知ってさえいれば、そこへの準備ができるのですから。

そして、自分には無理というパターンではなく、
体に合わせてやっていこうと思うことが自然になりつつあり、
それがこれから、新たな自分のペースになっていくんだと思う。

今月はあと一回ほど出張があって、今年はそれで終了(たぶん)。
そのたびに私は自分の体の扱い方を覚えていっている。
なんだかんだで毎回無事に帰ってこられているので、
それは自分一人の力ではないなあって。
何かに守っていただいていることをいつも感じます。





じゃーん!

コメント