自分のレスポンスを聞く
クライアントさんの話を聴くときに、
単に傾聴だけではなく何かしらレスポンスをしていきますが、
これって、うまくやるものでもないし、テンポよくするっていうことでもないし、
なかなか奥深くてむずかしいものだと感じています。
(っていうか、全然できているとは思っていません)
スポーツと同じで検証と練習が必要です。
どういうレスポンスが相手の話しやすさにつながり、こちらも理解が深まっていくのか。
感覚的なものだと思うのです。
この頃は録音させていただくことをお願いし、
自分がどんなふうにクライアントさんと話しているのかを聞くようになりました。
聞いてみて・・・
自分が何をしているのか、もうホントによ~~く見えてくるのです。
録音ってすごいです!
今の自分の現実が見えるのです。
録画だったら、もっとよくわかるでしょう。
これにはごまかしも気のせいも一切なく、
ただただ自分がしていることがそのまんま見せられます(聞かされます)。
以前、カウンセリングの先生が、
そもそもレスポンスって楽しいものだって。
むずかしく考えないで慣れていけば大丈夫だと。
でも、はじめて録音した自分の声や自分のレスポンスは聞くに堪えないものでした。
何をそんなに焦っているのか、何をそんなに怖がっているのか。
聞くべきところを聞かず、言わなくていいものを言い、
自分でもわかるのですが、クライアントさんがこのやり取りで、
話をちゃんと聞いてもらった、良い時間だった、って思うだろうか?と。
反省することばかりですが、
1回目に聞いたものと、また2回目に聞いたものでも大事なポイントが変わります。
これが正解ということはないのかもしれませんが、
自分という人間がクライアントさんの中に映し出されていることを、
その場でもっと感じられたらいいなあと思いました。
そこから学んでいきたい。
ご協力いただいた皆さまありがとうございました。
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