それだけのこと

今日は久しぶりに鍼灸に行ってきました。
先生はこの数週間中国へ行っていたということで、
ちょっとそのあたりのお話も聞けたらいいなと思いました。

中国には先生の師匠がいて、
ちょうど行ったときにまさかの風邪をひいていたそうです。
なんかすごいエネルギーを持った御方だと聞いていたので、
そんな御方がひく風邪って、風邪菌もすごいものなのかもしれませんが、
ずっと行動を共にしていた先生はすっかり移されてしまったとのこと。

お~、先生でも風邪ひくんだ・・・
と私としては少々びっくりしました。

鍼灸院には定休日というものがなく、
一体いつ休んでいるんだろうと思うほど予約もびっしりで、
先生は本当にいつも元気。
年に数回、中国に行くときだけはまとまったお休みを取るので、
そのときにゆっくりされているのかなと思うほど。

それで、中国どうだったんですか?と聞くと、
いや~、風邪をひきっぱなしで大変でしたよと、
それが一番の話だったようです。
ニコニコ笑う姿を見て、なんか私はとてもほっとしてしまいました。

先生と名がつく方を勝手にその道の成功者というか、
手本になる人、間違えや失敗はしない人というイメージが多少なりとも作られています。
確かにずっと体を整えるプロとして、鍛錬し続けているのだと思う。
でも、体調を崩すことだってある。
そのことが何だか、ああそれだけのことか!と感じました。

まるで、
パターンに引っかかった、ああそれだけのことか!みたいに。
(私のカウンセリングの先生もいつも言っている、あのことだー)
何事も、そこに意味を持たせずそれだけのこと。
いい悪いもない。
あらためて納得できた気がしました。

それにしても鍼灸の後の、この体の軽さといったら~首と肩がすごく楽になりました。
この良い感覚をできるだけ持続させたい。
そのために夕飯は腹八分にして今日は早めに寝まーす。




東京駅南口の天井 こうなってた!







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