単なるパターン

先週、美容室でヘアカラーをしたのですが、
シャンプーが終わって鏡を見たら、
これはやってしまった・・・と思いました。
思っていたよりもかなり明るく染まってしまって、
派手なおばさんになってはいないか?と不安になりました。

派手もそうだけど、これが自分に似合っているのかどうか・・・
美容師さんは褒めてくれましたが(そりゃねー)、
その後一週間、誰からも似合いますねとは言われませんでした。

ですが今日ついに、
すごくいいですよ!その髪の毛の色!
と初めて言われて、やっと染めて良かったなと思いました。

他人に言われて、安心するって、
これってパターンだよなと思った。

でも、そんなことよりも、
だんだん自分でも見慣れてきたということがすごいと思いました。
この頃、恥ずかしいとも何とも思わなくなってきていて、
もう髪の色などどうでもよくなっていました。

つまり~何を言いたいのかというと、
「見る」ことを続けていると、
その現象に対して肯定的になっていくのではないかと思いました。
目が慣れるというのは、脳がもうそこを特別視しなくなっていくのかもしれません。
それが自然なことになっていくような感覚。

だから、パターンも始めは、
やってしまった・・・と思うけれど、
無視しないでちゃんと見ていけば単なるパターンだったのか~っていうように、
脳が見ることに慣れていくのではないかと思ったのでした。

本当にあの日、染め直そうかどうしようかと迷ったことがウソのように、
今鏡を見ても何も感じない自分がいるのが不思議です。
ホントに慣れるってすごいな。




絵画みたいだけど、お盆です






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