昭和家族の年末年始
明日はもう新年。 いつもより少しだけ台所をきれいにし、スーパーへの買い物も行ってきました。 今年最後のチラシ配りも何とかできて、ほっとしています。 大晦日の夜から元旦にかけての街の静けさ、とてもいいですね。 そして、正月と言えば、餅。 今年もくるみをすって、くるみ餅にして食べることをすごく楽しみにしています。 あと、食材としては、いくらとセリがあると私の中では、ぐっとお正月気分あがります。 年越しそばやお雑煮にのっけて食べたいなあ 自分が小さかった頃、大晦日は決まったルーティンがありました。 夕方になると、父からお風呂に入るようにと促されるのですが、そのとき必ず 「一年の垢を落としてきなさい」と毎年の決まり文句が・・・ どうやって一年分の垢を落とせるんだ?と、こちらも毎年思うのでした。 父と母は着物に着替え、母は着物の上に白い割着を着ていました。 私はその母の姿がとても好きでした(美しかったし、誇らしかった)。 そして、神棚に二礼二拍手一礼をし、 待ちに待った夕飯では、父がはりきって今年の我が家の10大ニュースの話をする(これが年頃になると、面倒くさかった)。 その後は、紅白歌合戦を見て、途中こたつでうたた寝しながら(後半、演歌歌手だと寝る)0時を回って正座して、新年の挨拶。 こうして振り返ると、結構、厳格な昭和の家族だったのかもしれません。 両親の大晦日、正月とはこうであるべき・・・ というものに何の疑問もなく暮らしてきたんだなあと感じます。 幸いにも?夫にはそのこだわりが全くなかったので、小さい頃からの習慣は、ほとんど自分が楽なように変えてしまいました(餅を食べる以外は)。 今年一年、ブログを読んでくださり本当にありがとうございました。 どうぞ、皆さま、良いお年をお迎えください。