苦痛と交換に

今日も一日、おかげ様で姿勢よく過ごしました(はい、まだまだ首は痛いです)。
この数日間、この痛みによってもたらされた発見があります。

まずは、仕事で。
私はいつも予定を、ぽんぽん入れてしまいがちなのですが、
入れたいと思った日から、さらに間隔をあけて約束を入れるようにしました。
すると、あたり前ですが、余裕が出て慌ただしさが減りました。
首が回らないほど忙しい・・・
と言いますが、まさにこの数か月私は首が回っていませんでした(そして、本当に回らなくなった)。

また、動きが非常ににぶくなっているのですが、
にぶくても大丈夫というか、急いでやっても、ゆっくりやってもさほど変わらないことを知りました。
頭の回転って、そんなに急いだところでいいものが出せるわけではないんですね。
むしろ、簡略化したり、ゆっくり考えた方がいいアイディアが浮かぶかもしれないと思いました。
それから、多動性のある私は、立ったり座ったりがとても激しいのですが、
あまり動かないで落ち着いて仕事することもできるんだ、ということも知りました。
本当に普段、自分って、どういう働き方をしているんだ?と可笑しくなります。

そして家では、
食欲がないので、食べる量も少なく、質素なもので十分で、大好きな甘いものも今は入らないです。
その結果、少し顔がほっそりしたような気がします(誰にも言われていないが)。
何もする気が起きないので、テレビも見ず、寝る時間も早い(日記を書いたら即、寝る)。
治ったら、早くヨガがやりたーい・・・と、動ける喜びを今からかみしめたりしています。
夫は家のことをやってくれたり、湿布を貼ってくれたり。
私へ、いたわりの言葉を何のためらいもなく言ってきます。
「早く、良くなるといいなあ」
これには、素直にありがたく、幸せを感じずにはいられません。

動き方(行動の仕方)が変わると、見え方も変わるんですね。
苦痛と交換に、今までと違う見方があることを教えてもらったような気がします。














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