新たなスタート

そこは、長い間気づかないほどに、薄暗い場所だった。
でも、そう信じることをやめてみようと思ったときから、遠くに光が見えた。
そこへ向かって一歩、二歩、と進んでいく・・・
               


昨日は『魂の道場』岩手クラスの勉強会でした。
まだまだぎこちなさはあったかもしれないけれど、
今までにない優しい光がさし込むような時間を感じました。

これまで皆さんと一緒に勉強してきた日々は、
確かに自分や自分の周りへの良い変化をもたらしてきたと思います。
それでも、昨日あらためて感じたのは、
『何も分かっていなかった』ということが分かったこと。

『分かる』ということは、
何か解決するような、完結したような、成長した自覚のある自分がいました。
でも、その人の段階においての『分かる』であるだけ、なんだと思いました。
その段階を十分にやりきり、
もう次の段階へと進みたいと望むものがあってはじめて、
『分かっていなかった』ということが、見えてくる(分かる)のだと感じました。
もしかしたら、これの繰り返しが人生なのでしょうか。

私は、このクラスのみんなにとても助けられてきたことを、昨日とても実感しました。
自分がこの道を進んでいきたいと思ったこと、
自分に嘘はつけないんだ、ということを知ったこともそうです。
この助けは、自分がはじめから願っていたものではなく、
共に学ぶ中で、自分のあるべき姿を導き、みんなが引き出してくれたのだと思います。

みんながそれぞれに、話を大切に、しっかり、丁寧に聞いている。
言葉を取りこぼさないように、一生懸命に聞いている自分も感じました。
今までと同じ時間であっても、とても意識を集中させて話し、聞くことができたのがすごいことだと思いました。
意識は、自分の意志で創り上げていけるものなのですね。
自分たちがまぎれもなく、築き上げてきたものがあった。
その土台が確かなものであるから、『分かっていない』ことを認められたのだと思います。

自己開示って、ものすごく勇気がいること。
でもそれも、ただのパターン(思い込み)です。
自分を信じて話す。
たとえ信じられないようなぐらぐらした自分であっても、信じると決めて話す。
相手に開示は望まなくてもいい。
自分のためにする。
本当の「私」を使って、ずっとそこに居て、誰にも見えないように隠されてきたパターンたちがいることを開示していきたいです。

この岩手クラスの中で、これからもいろいろ挑戦していきたいと思いました。
それが人と関わる中で学ぶこと。
こんなに練習できる場があるのだから・・・灯台下暗しですね。
岩手のみなさん、沖縄、茅ヶ崎クラスのみなさん、
いつもありがとうございます。










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