思い通りにいかなくてもいいと思ったけれど

はじめから、こうなればいいという形があったわけではないし、
相手の反応に対しても、何も期待していなかったのですが、
結果として、まったく自分が望んでいない方向へ展開してしまい、もやもやしてしまった、ということがありました。

「今日こんなことがあったんです(ちょっとした感動話)」
自分にとっては報告のようなもので、話した相手にとっては知らないことだったので、伝えておこうと思っただけでした。
ですから、相手も自分と同じように別に感動しなくても全くいいと思っていた。
たぶん、話の前後もいろいろあるので、たとえ共感してもらわなかったとしても、自分は良かったのです。

でもなぜか、
相手としては、わたしとその人だけの話で終わらせずに、
他の人たちへもその話をふっていったのでした(みんなにもその話、聞かせてあげて~というように)。
結局、わたしは、同じ話を相手を替えて3回もすることになってしまい、
感動した内容もすっかり冷めてしまった自分がいました。
きっと、聞いた人たちは、その話のどこがいいのかよくわからなかったと思う(だって、話す本人がもう冷めているんだから)。

この一連の出来事を、
「まあいっか~・・・」
とはならなかったのは、何かのパターンが引っかかったから。

自分がその人に初めて話したときのように、
2回目、3回目も同じように生々しく話せなかったことが悔しかったパターンがいました。
しゃべり過ぎて何だか安っぽくなってしまうくらいなら、自分の胸に留めて、話さない方が良かったかもしれない・・・。
そして、もし相手も共感して本当にみんなにも聞かせたいと思ったのならば、
自分から話してくれても良かったんじゃないか、と思うパターンもいました。

別にどう感じてもらってもいいと思って話したことだったのに、
結局は、自分の思うような展開にならず、
●思い通りにしたい
やっぱり最終的には、自分の思い通りにいかないといやだ、ってパターンは思ったようでした。

「別に、まあいっか~」とならなかったことは良かった。
思考で片付けることなく、このパターンには語りかけをしていきたいです。








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