工房蟻さんの服

『工房蟻』さんでつくられている洋服が好きです。
とても着心地がよいです。
もし、自分が金持ちだったら・・・蟻さんの服だけをいっぱい買いたい・・・くらい好き。

リネン生地は、肌ざわりだったり、風合いだったり、
痩せていても太っていても体型に左右されずに、丁度よくなじんでくれるところがたまりません。
着心地が良すぎて、着ていることを一瞬忘れてしまいそうなほどなんです。
そんな、バカな~って思うでしょうが、
本当にボトムなどは「あれ、今日、下履いていたよね。あー、履いてたあ。」
って思うくらい(実際履いていなかった、ということはないが)、着ていることのストレスがない。
しかも、蟻さんのボトムはほぼゴム入りなので、忙しい朝も、さっと履いてきゅっとひもを結び、じゃぶじゃぶとお洗濯できてすぐに乾きます。
この扱いやすさもいい。
リネン特有のしわは、仕事着にはどうかなとはじめは思っていましたが、
今では、多少しわしわでも着たい・・・という方が勝ってしまい、
休みのときも、お出かけのときも、仕事でも着ています(毎日ってことですね)。

これまで何度か、実際につくっている蟻さんとお話をしたことがあります。
ナチュラルな服のイメージとぴったりな、森に住んでいるような方です(工房は盛岡市内)。
さすが、自分がつくったどの服も上手に着こなしていて、立ち姿勢の美しさからなのか、バレリーナのようなイメージもあります。
やさしい雰囲気で、お話するととても楽しい方なんですが、やはり職人という感じは漂いますね。
このシンプルさの中に計算された形(体にほどよく添うシルエット)を生み出すだけあって、きりりとした精巧な感じもあります。

ものづくりをしている人、いいものを作っている人って、目が違うように思います。
本物を見分ける目、誠実に仕事をする目、着る人を思うやさしい目、服がとても好きだという純真な目、とてもきれいな目です。

これからも、いくつになっても着られる大好きな洋服たちをつくり続けていただきたいです。
蟻さん、いつもありがとうございます。


















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