他人より劣っている その2
はじめに引っかかった、随分はっきり言うなあということ。
失礼な言い方だと思ったこと(本人の目の前で言ったわけではないが)、
人として尊重していないような感じがあったこと、なんか、上から目線だなあって思いました。
でも、その後すぐに、違う考えに転換していきます。
わたし自身、何かデリケートな話題のときでさえも、
クッション言葉というのでしょうか、
前置きのことばとか、気持ちとか、コミュニケーションでのマナー的部分を省略して、
伝えたいことを直球で言ってしまうことがあります(これは永遠に、練習中)。
そう思うと、逆の立場であったら、
口からでた言葉は直球かもしれないけど、
言わんとしていることは汲み取ってくれるだろうと期待し、言ってしまうことってあるな、と感じました。
苦手なところ、時間がかかってしまうところ、努力で解決するには難しいというところ等々、いろんな意味が含まれていると察することもできる。
わたしとその方との関係性ができてきたからこその、遠回しではない言い方だったのかもしれません。
そうなると、そこまで上から目線ではない、ということか。
と・・・状況の分析をしてしまいました。
一般的にはこうした分析をして、頭で納得して終わってしまうことが多いです。
でも、これは全部思考での対処なので、本当の解決ではないのです(解決、というのもまた厳密には違うのだが)。
ざわついた、という感情は存在したまま。
大事にするところ、見るべきところは、存在しているパターンは何かということをちゃんと見なければいけなかった。
わたしはあの時、自分自身に言われたような感覚になっていた・・・と思いました。
上から目線で言われたというのも、自分が上から言われたんだ、と受け取ったのです。
だから、とても緊張してどきどきして・・・
●自分は劣っている
というパターンが、「そんなこと言わないでよー」って悲しくなってしまったのでした。
ああ、そうだったんだね。
あなたは、自分は劣っていると思っているんだね。
自分に向けられた言葉でなくても反応してしまうほど、パターンの存在感は大きかった。
●自分はダメだ
という似たようなパターンもありますが、
このパターンとは、付き合いが長い分だけ、バランスのとり方を習得してきているように感じます。
言い方は変わっても(むしろ、言い方が変わったからこそ)、
ダメな自分、劣っている自分、と思うパターンがいることに今回あらためて、そのとき出てきた言い方でその都度語りかけしてみようと思いました。
どんなパターンもそこへいていいのだ。
今回出てきてくれたパターンに、白パターンはまだ急いで選ばずに、ゆっくり「私」が語りかけをしていこうと思います。
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