他人より劣っている

はじめから、ここが他人より劣っていますと言ってもらった方が、スムーズにいくことってあるんです・・・
発達障害のある方を企業実習へとお願いしたとき、担当者からいわれた言葉。

『他人より劣っている』
そ、そ、そんな随分はっきり言う人だなあと思いました。
ですが、この言葉、いいも悪いもなく、ただ事実を教えてほしいということなんだと思いました。
人は、さほど頑張らなくても優れている部分と、どう頑張っても劣っている部分があります。
だから、優れているところはより発揮してもらえばいいとして、
問題となる部分は、はじめから対策を取っておきたい、接する側にも心の準備がほしい、
ということなのでしょうね。

障害を理解しようという姿勢があるのは、企業担当者よりも自分の方だ、というのも思い込みなんだと思いました。
その人らしく働いていくには、弱点よりも得意なことに目を向けたほうが良いと思いますが、
弱点をしっかり認めていて、ちゃんとできないことを伝えられるということは、その方の強みになっていくと思いました。

そして、今回『他人より劣っている』という言葉に反応した自分のパターンは何だ?
劣っていると言ってはいけない・・・みたいな感じだったと思う。
緊張が走り、もの悲しさを感じ、そう言われた方へ同情する気持ちになった。

●劣っていることは恥ずかしいこと
または、
●上からものを言ってはいけない
●人は対等でなければいけない
そして、先日、日記を読んで恥ずかしいと感じた・・・ということについて、いろいろ思う自分がいました。
●偉そうにしてはいけない
こういうたぐいのパターンもあるかもしれない。

障害のある人に対しての偏見はなくても(ないと思っているだけなのか)、
要領良くやれる人、頭がいい人、できると言われる人、などへの偏見をもっているのかもしれません。
うーん、このあたり胸がざわざわします・・・











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