暴走

パターンが暴れまくっています。
※パターンとは、多少ですがHPで解説させていただいています→Rowing

まるで、暴走族のように、
まるで、暴れん坊将軍のように(どちらも例えが古い)、
自分の心の中でそれは主役となって、
自分の口から発せられた言葉も、行動も、顔つきも全てにおいてパターン全開でした。
そして、その後味の悪さといったら・・・

暴れたパターンの一つは、
●自分の言うことを聞くべき

これは、当然自分の言った通りにすると思っていた相手が、
違うことを主張してきた(そしてその主張を曲げない)ときのパターン。
何とか相手に考え直してほしくて、
こちらの主張の正しさを威圧的に訴えていました。
当然、結果は自分の言う通りにならず、イライラが爆発してしまいました。

もう一つは、●偉そうな態度をとるべきではない

これは、相手がお願いをしている立場なのに、
まるで感謝の気持ちがなく、偉そうな態度で言いたいことを言ってきたときのパターン。
相手に謙虚さを求め、逆に相手を責めるような言葉を言い放ちました。
その後、相手が少しへりくだった言い方をしてきたので、
そこでパターンは少し落ち着くことになりました。

まずはその場で、
「そうだよね、あなたは自分の言うことを聞くべきだって思っているんだね」
次のイライラには、
「そうだよね、あなたは偉そうな態度をとるべきではないって思っているんだね」
と最初の声かけだけしました。
この最初の声かけが、あるのとないのとでは、
パターンの暴走具合が大分違ってくるように思います。
思考に切り替えて、心にもない、大人の対応をするよりも(これ、まさしくパターンでの行動)、
声かけの沈黙の時間を一瞬でも作りながら、
胸のあたりにいる「私」に意識を向けていく。
そうして、分離感を出して、そうかそうかと、何度も確認。

今日、その場でやったのはここまででした。
その後、ケアすることになりますが、
いつも、その場の応急処置がとても大事で、無視をしないことが大事で、
黒パターンのままでもいいから、「私」が黒パターンを選んでいることの自覚が大事。
とても難しいことでもあるし、でも、それだけだから簡単とも言える(すぐできる)。

今、誰が言っている?
誰が思っている?
と、いつも「私」を使いながら。
この意識の持続こそが、やりがいのある修行でもあります。
日々、私に必要なことばかり起きているんですね。














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