一番はじめにやること

お盆休みに入っても、変わらない日常があります。
それはパターンに語るということ。

時間にしてみるとほんの数秒のときもあれば、
じっくりと時間を忘れてパターンと向き合うときもあり、
状況によってさまざまです。

毎朝歯をみがくように、
夜寝る前にみがかないと気持ちわるいなあと感じるように、
あたりまえに自然にやっていることの一つになっています。
歯をみがかないで寝てしまった(語りかけしなかった)、という日ももちろんあります。
そういうときは、やらないから自分はダメなんだ(これもパターンですが)ではなく、
じっくり後からでも語りかけをすれば大丈夫。

毎日、心は動きます。
感じ方の大きさはいろいろですが、
不安だなあ、心配だなあ、怖いなあ、イライラするなあ、くやしい、かなしい、泣きたくなる、胸が苦しい、疲れたなあ、やる気がでない、つらい、etc
そこを感じ、気づく。
これが「パターンに語ること」の一番はじめにやることです。
そしてここが、自分に向き合う第一歩となります。

以前、この感情と感覚を言葉で表現することが、なんと難しかったことか。
自分の中で起きていることなのに、あの人がああ言うから、などと自分の外で起きていることへの話はできても、自分の内で起こっていることがよくわかりませんでした。

「今自分はどういう気持ち?どう感じた?」
と心がざわっとしたとき、その都度なんども自分に問うことで、
少しずつですが、自分の中で起きていることがわかるようになっていきます。
そうすると、次はその感情や感覚を引き起こしたパターンを探すことができます。

子どもは感情をあらわにしたり、言葉でストレートに訴えてきたり、とてもわかりやすいですよね。
そして、何でそう思ったの?と聞くと、「だってー、、、」と理由もすぐ答えられたりします。小さければ小さいほど、誰にも遠慮せず思ったままを伝えてきます。

あの感じる素直さがとても大事なんだと思います。