その手にのらないように

あるパターンに引っかかったとき、
お、今、モヤモヤしているな・・・と、
完全にパターンが顔を出していて、今まさに大きく勢いづきそうな感じがありました。

このパターンは、時々登場するので、
察知するタイミングも素早く、「モヤモヤ」の前にすでに「小モヤモヤ」があり、
それらを観察しはじめる「私」がいます。

でも、そこでどんなにパターンが騒ごうとも、
その手には乗らない、その流れには乗っからない。
ということを「私」が選んでみます。
強い気持ちでのぞむと、ちょっとモヤモヤが一旦静止するような感じがありました。
そして、パターンが引っ込んでいったようにも思いました。

現実には何が起きていたかというと、
パターンのまま、その流れのままでいけば、
自分はきっと相手に苛立ちをぶつけていたと思います(ちょっと嫌な感じで言ってしまうとか)。
でも、そういう自分ではもういたくない。
だから、「私」はそれは選ばない、選ばない、その手には乗らない、乗らない・・・
というように念じて(心の中でつぶやいて)ちょっと黙ることをしました。

黙ったことで、少しだけ自分自身が落ち着き(←パターンが落ち着いたのだと思う)、
その後は、モヤモヤが静まり、
言いたいことをゆっくりと感情的にならずに言えたように思います。

この、一瞬の選択は、一瞬であるけれど、その後もずーっと影響します。
不快感、違和感、嫌悪感には思う以上に引っ張られてしまう・・・
っていう経験は何度もしてきてます。
また、自分がそういう行動を選ぶことにあまりに慣れすぎている。

反射的にパターンに引っかかったとしても、
何を自分は選びたいのか?
どうありたいのか?
そこに注視して、いつもとは違う行動をとり流れを変えていくと、
こっちの道だよ〜って開けていくような感じがありました。

パターンよりも、本当の「私」のパワーを感じた出来事でした。


白ってステキ~

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