それぞれの道を行く

共に『魂の道場』でカウンセリングを学ぶ仲間、
藤岡好恵さんのホームページをご紹介します。


書道家でもある好恵さんの日記からは、凛とした暮らしの息遣いが感じられます。
実は以前、わたしの日記に好恵さんのご家族のお話、
写真家の唐武さんのことを書かせていただいたことがあるのですが、
好恵さん自身も芸術的センスが素晴らしく審美眼がある方なのです。
日記を読まれた方はすでに、そのあたりを感じ取った方もいらっしゃるかと思います。
みんなから『主婦の鏡』と言われる好恵さんの日常から(ご本人にとっては、普通みたい)、
何かを真似したいなと思いながら、ブログの更新を楽しみにしております。

岩手クラスの勉強会が、実践の場としてなかなか活用できていなかったとき(はじめ、自分はそうだった)、
同じ学びをしているのに、なぜ素の自分になれないのか、
なぜわからないと言えないのか、
みんなより劣っている、遅れていると落ち込んでしまう、などなど
当時、仲間と会うたびに感じるちょっと言いにくいことを、
好恵さんの方から話してくれたことがありました。

もしも自分だけがこんな気持ちでいたとしたら・・・
みんなでつくりあげる勉強会なのに、そこでの違和感を口にするというのは勇気がいること。
でも、そこに一筋の光を注いでくれたのは、
自分に正直に生きたいという思いが何よりも優先されていたからなんだと思いました。
ときにパターン全開で話もしますし、また、共に学び合う仲間として「私」を意識しての話もします。
どっちで話しても、受容してもらえるという関係性はとても貴重で、本当に本当にありがたいなあと思う。

何かを目指すときに、仲間の存在はとても大きいですが、
同時に、仲間がいるからこそ孤独を感じることもあります。
そういう感情の動きを、そのままに話せる場として活用するのかしないのかは自分次第なのでしょうね。
同じ方向を向き、同じ道を目指しているかのようではありますが、
みんな自分にしかない、自分にだけ見えている、ただ一つの道を歩いている。
お互いにそれぞれの道を進む姿を見せ合えるというのは、
「そこから学べ」ということなんだと思っています。







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