優しくなれない
母に対して優しくできなかった自分に、とても悲しくなりました。
母は何一つわたしを困らせようとしているつもりもないし、無理なことを言っているわけでもないのに、
仕方ないなあ~では終わらず、しつこいくらい責めてしまいました。
これまで何度もパターンに語り、白を選んでいても、
また振り出しに戻ったかのように、腹を立てている自分(パターン)は健在なのです。
母にしっかりして欲しい
ちゃんと話が通じて欲しい
そんなにすぐに忘れないで欲しい
自分を困らせないで欲しい・・・
そうじゃないと、また自分はイライラして、言いたくもないことを言ってしまわなければならなくなる。
そうなんです・・・母がちゃんとしてくれないと、
母のせいで自分は優しくなれなくなっている、意地悪な人間になってしまう・・・
そう思っているのです、パターンは。
ちゃんとしてくれたら、母は、わたしから怒られないで済むのに。
ちゃんとしてくれたら、母も、わたしから優しくしてもらえるのに。
そして、母が、ちゃんとしてくれたら、自分は安心できるのに、って思っているのです。
自分の心の状態の責任を、すべて相手へ押し付けている。
パターンは、母とちゃんとした会話ができないことをとても寂しがっています。
寂しくて、寂しくて、
どこにもぶつけられない苦しさを、母へぶつけてしまうのだ。
でも、もう一人ではない。
「私」にぶつけていい。
「私」がついているし、
「私」が母へずっと甘えて生きていきたいことも知っている。
責めてしまう、意地悪なことを言ってしまうあなたのことを、充分に理解しているのです。
だから、何も変わらないくていい、そのままで大丈夫。
「私」が全部あなたを受け止め、あなたの話を聞き、あなたのことをこれからもずっと守っていきます。
安心してあなたは(パターンは)そこにいていい。
意地悪な人間になってしまった・・・と嘆いているパターンも、
「私」から何度でも語りかけをしてもらい、
まるでお母さんの腕の中で抱かれる赤ちゃんのように、
すやすやと安心して眠りにつくのだと思います。
今度は、母にあたらずに、「私」に話を聞いてもらおう。
もう一度、白を選んで、やっていこう。
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