はまっているもの
ここ最近はまっているものの中に、南部鉄器があります。
岩手にはたくさん鋳物工場がありますので、鉄瓶を持っているお家は結構あるかもしれません。
煎茶を飲むときはもちろんのこと、ただの白湯が飲みたいなあと思うときも、
鉄瓶でお湯を沸かして飲んでいます。
普通にやかんで沸かすよりも、電気ポットで沸かすよりも、お湯がちょっと柔らかくなる感じがします。
コーヒーなど、南部鉄器のお湯で淹れているという喫茶店があって、
そこのコーヒーが本当にまろやかで飲みやすく美味しかったのです。
それからというもの、置物にしていた小さな鉄瓶を本来の使い方にと活躍するようになりました。
そしてもう一つ、よく活躍をしている南部鉄器に鉄皿があります。
こちらは、ガスレンジに付いているグリル(魚焼き)でも使える、超お気に入りのものです。
はじめは鮭を焼いたときに、下がくっついてしまうのが嫌で、きれいに焼くにはどうしたらいいのだろうと、
油を塗ってみたり、ホイルをしいてみたり、いろいろ工夫はしていたのですがどれも何かしっくりせず・・・
そこで、目にとまったのが、グリルで焼いたものをそのまま食卓に出せる鉄皿でした。
こんな便利で素敵なものがあるとは・・・感動でした。
お魚でなくても、肉でも何でものせて焼くことができます。
夏野菜も焼くだけですごく甘みが出て美味しくなります。
目玉焼きはさすがに鉄でわざわざ焼かなくても~、って思うけど、
楽しくて焼いてしまいます(カリっとした部分がうまいよ~)。
フライパンで焼くと何でも水分が出てしまいがちですが、鉄だとじっくりと火が通ってうま味が閉じ込められるようです。
塩をぱらっと振っただけで、あとは火にかけ放っておけば勝手に料理をしてくれる、という感じ。
焦げ目の香ばしさが大好きなわたしにはもう~~最高です。
この鉄皿の大き目サイズのものも、いつか購入したい。
あの器でステーキを焼いて食べたいなあと。
じゅうじゅう音が出ているままアツアツを食べたら、うーん、美味しそう・・・
ワサビ醤油か、粗塩をつけて食べたいですね。
食事は、年齢と共にできるだけ質素にしていきたいと思っていますが、
見た目の色どりや、どの器で食べるか、
食べるときに何かわくわくする感じがあることを、自分は大切にしたいんだなあと思いました。
ちゃんとした感があって食べるのも、非日常的で好きですし、
お店で出てくるような雰囲気をちょっと出したりするとまた楽しくなってきます。
質素でもバランスよく食材を使えたときもうれしいし、
ジャンクでも、今食べたいものだけを選んだ食事も元気がでます。
美味しさと楽しさ、うれしさを味わえる至福の時間。
毎日暑い日が続きますが、
食欲が落ちることなく、食べられているということにも感謝です。
コメント