読書のタイプ

去年くらいから、自分の中で読書を解禁しました。

ということは、それまで読むことを止めていた、ということなんですが、きっかけはカウンセリングの先生から「本は読まなくていいよ」と言われた衝撃の一言(先生は忘れているかもしれないが)。そのとき理由は聞かなかったのですが、頭でっかちだった自分へ、知識より実践が数倍大事だよという意味だったのでは・・・と解釈し、それっきりぱたりとやめました。自分以外のものから(それが本)すべて答えを導き出そうとしていたわたし。家にある本を古本屋に出し、これからは自分の中から答えを探していくんだ、という気持ちだったと思う。

これも勝手な解釈ですが、そろそろ、いい読書の仕方が自分にもできるようになってきたのではないかと思い、最近やっと、本当に読みたい本を読むようになりました。わたしは俄然、電子よりは紙派なのですが、紙のページをめくりながら、印刷された文字に目をやると自分に必要な部分は目にとまりやすく、そうではない部分はさらさらと進んでいく感じがします。

以前は、一冊の本を頭だけで読んでいたように思う。きちんと理解しながら読まないと気がすまないというか・・・。でも今は、一度に2~3冊の本を同時進行で読み進むこともあり、感性と感覚を使えるようになった気がします。わからない部分はとばすこともあるし、知りたい部分はページをもどり、心に入ってくる部分を感じ取りながら読む。そうすると、この本はまだ手放せないと思うこともあって、一冊の本を何度も時間をかけながらずーっと読んでいる、ということもある。読書の仕方がまったく変わりました。


今、本当に本を読むことがたのしいです。

そして肩こりにはタイガーバームがお勧めです。






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