忘れていたこと

就職相談会に、利用者さんたちと参加してきました。
年に一度、市内近郊の障害者雇用を検討している企業(約50社)が集まるので、
就職を目指す障害者の方たちは、自由にブースをまわり説明を聞くことができます。
会場には、以前関わったことのある企業や関係機関の方など知っている方たちがたくさんいました。

その場にいて、そうした方々を見て感じたこと。
●自分の仕事を認められたい、というパターンがあります(前回の日記で書いたこと)。
ですが、そのパターンをいつも主役にしてやってきたわけではないんだ。
っていうことを思いました(あたり前かもしれないが)。

自分が認められたいから、そのための言葉がでてきて、そのためだけに動いてきたわけではなく、
本当の「私」ならばどうしたい?
って自問自答しながら発言し、行動する。
そんな風に仕事を積み重ねてきた自分も、まだまだ小さな時間だけど確かにいた。

「私」でやることができた時(正確には、パターンのケアをしながらした仕事)は、
結果的にうまくいかなかったとしても(利用者さんの就職に繋げられないとか、仕事を辞めることになってしまったとか)、
その思い通りに行かなかったことに、大事なことがたくさんつまっていた...
身にしみて感じさせられるのです。

就職相談会の会場で、自分に声をかけて下さる方々。
これまでにあったいろんな山あり谷ありのことが思い出されました。
たくさんの人が自分に関わってくれたおかげで、今の自分があるんだと。
それは、衝撃に近いほど...私は忘れていました。

「私」を育てていくために、
いろんな立場の人と出会えるこの仕事に、本当に感謝しかないです。
●認められたいパターンも居つつ(他のパターンもどうぞ居てください)、
これからもこの環境を与えられていることに感謝しながら、
今まで通りやることをやっていこう。
みなさん、ありがとうございます。








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