依存する

依存について意味付け(中立ワーク)を考えてみます。

マイナスの意味付けとしては・・・
泥沼の関係、自力では抜け出せない、気づきにくいもの、苦しいもの、不幸なこと、弱い人がなるもの、寂しい人がなるもの、愛に飢えている人がなるもの、人として大事なものを見失っていく、それがないと生きていけない、破綻する、地獄を見る。

プラスの意味付けとしては・・・
その時の自分を助けてくれるもの、安心できるもの、支えてもらえるもの、頼れるもの、そこから始まるもの、一時的に必要なもの、人生を変えるもの、自分を知る材料、成長の材料。

そして、本来は中立としてそこにあるのは、
ただ一つの体験です。
いいも悪いも意味もなく、依存という体験があるだけ。

依存といえば、アルコール依存やギャンブル依存、
最近では薬物依存(簡単に手に入る市販薬とか)、ゲームやネット、スマホ依存もあります。
物ではなく、パートナーや子供、親への依存という場合は、
少なからずお互いにそうである場合が多いです。

依存症から抜け出せなくなって生活が成り立たなくなったり、
精神に支障をきたして入院したりと深刻なケースを見てきたこともあり、
いい意味では捉えていませんでした。

でもこうしてワークをしてみると、
プラスの意味付けも結構出てくる・・・。
それがあったからこそ、今があるということもあるだろうし、
そこにどっぷり漬かるということがあってはじめて、
真逆な世界に行きたいと思うのかもしれません。

子供のころはみな、母親依存ではないでしょうか。
親から好かれたい、愛してもらいたいと必死になったり、
自分が産まれてきたその体にしがみつき、体温を感じ、
安心感を得たいというのは自然なことでもあります。

依存があって、それがあってこそ自分の足で立とうとする・・・というのもありそうです。


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