興味のないことへの変化

興味のないことはもうできなくなってきている。
年を重ねるごとにそれは顕著に感じていて、
そこへ使うエネルギーがなくなってきているような気がします。

でも仕事だと、そうはいかないことが多く、
仕事だから無理してやっているという方は多いと思うのです。
でも、なんでこれやんなきゃいけないんだろって思うと、
もう、頭が回らなくなるというか、やる気がおきないというか。
何もかもストップしてしまうような。
あとはもう、早く済ませたい一心でやっている。

つまり、
そこに自分がいない。
興味がないことに対しては、
心ここにあらず。

もちろん、体力的にもきつく感じるものもあるし、
自分の得意不得意も、向き不向きもわかってくるので、
そこへの努力というか、がんばりが効かなくなっているというのはあります。
好きなことをやるのとは全然違う。

でも、このやる気のない状態。
一体どうしていこうか?
(どうもしなくていい、という答えもあるかもしれないが~)
やりたくないけど、やるか!と、
心と不一致のまま突き進むのか・・・

やはり、それをする『動機』の部分がカギをにぎると思いました。
なぜ、それをしようとするのか(または、しないのか)。
動機のところをよくみていくと、
自分のことがよくわかってくるように思います。

ずっと、この興味がないことをしなければならないことへの息苦しさがありました。
一貫して私は、好きなことだけをやっていきたいという思いが強かったのです。
できれば、それだけにエネルギーを注ぎたいって。

それは今も変わってはいないのですが、
それをする理由、しない理由を考えるようになってからは、
少しだけ見方が変わってきた感じがあります。

普段、他人を優先している人は、自分第一でいいと思うのです。
ですが、今の自分は、
自分を優先しすぎてしまっているのではないか?と。

一方で、
自分のことを大切にするのと同じように、
自分以外の人も大切に思えてきている・・・
この頃それを感じることが増えてきました。
この感覚は、まだとてもか弱く小さなものですが、
か弱いがゆえに大事にしていきたいのです。

だから、興味のないことも、
自分以外のこと(人)へ目を向けるということがしたくなっているのだから、
そこには興味があるのです。
ここを感じると、心にじんわり温かさが広がるのがわかります。

それはきっと新しいもの、全体にとっていいもの、なんだと思います。
個々(自分)ではなく、全体にとって・・・

年末に入り、ちょっとずつ自分のことが見えてきたような。
この流れにのっていってみよう。


















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