どうかしましたか

今日は猛烈に、自分の思い通りにしたいと思う人がいました。

この人を自分の思い通りにしたい・・・なんて言うと、
ものすごい傲慢。って思うかもしれませんが、
残念ながら大なり小なりほぼすべての人が、誰かについてそう思いながら接しています。
いやいや、自分は誰かを思い通りにしたいなんて思ったことないです!という人も。
親に対して、子どもに対して、妻や夫に対して、立場が上(または下)の人に対して、
誰となく、怒りやいらだちや、悲しみや落胆を感じたならば、
それは自分が求める状態になっていない現状をみて(つまり、求めていたものがあるということ)、
そういう感情が起きているのです。

そういうとき、自分自身に対していつも思うのが、
自分の思い通りになることが決していいこととは限らないと、なぜ思わないのか?ということです。
思い通りに人が動いてくれるかどうかで、自分の人生が良くなっていくのかならないのか、
価値ある人生になっていくのかならないのか、誰にもわからないのにです。
そういうことを、これまでの経験ですでに知っているはずなのに、
相手の言動に反応している自分がいます。

これって結構疲れる。
だったらいい加減、いらいらしないで、怒らないで、悲しまないで、
「思い通りにならないことが、どうかしましたか?」
と自分自身に言ってみたらいいのに、と思いました。
きっと、「ああ、何でもなかった、大丈夫だった」と冷静に答えるはず。

もうちょっと先の未来にいる自分は、こうして思い出すことが結構できます。
そのちょっと先の未来の自分を見据えて、今、そうであったらいいのになあと思いました。







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