どっちもいい

今年のクリスマスは、いつもと少し違った時間を過ごせたなあって思いました。
仕事帰りにダッシュでスーパーへ寄り、
家に着くと、息つく間もなく台所に立って玉ねぎの皮をむき始め~
こういう時こそ、出来合いのものを買ってもいいのに、
なんか今日は『ほっとするような美味しさ』が食べたいなあと思い、
全部手作りしたいと思いました(夫が「え、今から作るの?」という反応をしていたが)。

あれもこれも作るには、時間が遅くなってしまっていましたが、
気持ちは焦ることもなく、
料理を作っていることがとても楽しいなと思いました。
途中から娘も手伝ってくれたので、さらにわいわいと笑いこけながら、
この際、買ったケーキの他にもアップルパイも焼こうか!ということになり・・・
(夫の「え、もういいんじゃね?」という顔がまた可笑しかった)
結局、自画自賛ですが、全~部すごく美味しかったです。

食べてくれる人の好みを考えながら、
自分も作ることを楽しんでいる時間って、本当に贅沢だと思いました。
この『時間に贅沢を感じた』というところがいつもと違っている感じがしました。
食べて喜んでもらって自分も美味しく食べられたら、あ〜幸せ・・・というのはあったけれど、
幸せを越えたもったいないような時間。
させてもらえる、身に余る光栄という感じです。

今日はもう普通の日。
スーパーで焼き餃子を買って帰りました。
あとはご飯があるし、味噌汁あるし、漬物あるし、で終わり。
超手抜きの日でした。
贅沢というのは、
物にしても時間にしても、ごくたまにあるだけがいいですね。
そして、どちらの日(平凡な日も、贅沢感じる特別な日も)にもその時の幸せがあります。

今年のクリスマス、この『どっちでも幸せ』を感じられたことがすごく良かったなあと思いました。










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