それに乗っかってみる

あるとき、「乗っかってみよう」・・・が浮かんだ。
その場の空気になじんでいない自分が、このままだとちょっと孤立してしまいそうな時だったので、
あ~そっか、と頭の上の電球が点滅するかのように、それをやってみようと思った。

恥ずかしさ、プライド、どう思われるか(できれば良く思われたい)
という人目を気にしているがためにやれないでいることがあったのです。
でも、あれこれ考えることを一旦やめて、素直になってみようと思った。

自分も、楽しそうなあの輪の中に入りたいなあと思ったら、そのまま素直に
「なに、なに、何なんですかそれ~」
と言ってその話題の中に入ってみる。
子どものようなわくわく感と好奇心をそのまま隠さずに、ちょっとドキドキしながら輪の中に入ってみるのです。
もしかしかしたら、歓迎されることもあるかもしれないし、その逆もあるかもしれないけれど、
えいっと、自分から乗っかってみると、
そこに意外と居続けることもあるし、早めに元に戻るということもあり、乗っかってみてはじめていろいろ分かることがあるんだなあと思った。

また、今日はあまり話したくないとか、できれば会いたくない人がいる、
なんていう真逆のときにも、乗っかってみる、は使えました。
無理して話さず、今は離れて過ごしてみよう、という感じで。

ネガティブな思考や否定的な行動を助長しないことを前提に、そのときの流れに一瞬任せてみる。
「乗っかってみる」は「乗る」と違って、断定的ではなくお試し的な感じ。
そして、乗ってはみたものの、違ったと思えば、そこから降りればいい、という身軽さがなんかいいです。

サーフィンをしていて、いい波が来て、
「よし、あの波に乗ってみよう」っていう感覚でしょうか(サーフィンやったことない自分が言うのも何だが)。

この感覚を持って、一瞬一瞬を積み重ねながら過ごしてみると、見えたことがありました。
これはパターンで乗っかっているのか、本当の「私」で乗っかっているのか・・・
乗り心地の良し悪しで、そのあたりも感じ取れてくるようでした。









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