軽い気持ちでさくさくと

何年かぶりで、前髪を切りました。

後ろで髪を束ねられるくらいまで伸ばしていたのですが、そろそろこのスタイルにも飽きてきて、
ほんの少し切ったら、なんかとてもすっきりしました。
でも、この前髪、切りたいと思ってから一年かかりました。

遥か遠い昔、高校生だった頃、
ヘアスタイルって結構、その日一日の運気を左右させるほどの、重要度がありました。
特に、「前髪いのち」という言葉がはやったほど、前髪の長さは大事。
朝は鏡の前で遅刻ぎりぎりまで格闘し、友達を待たせておいては、そのあと猛スピードで自転車をこいで学校へ行っていました(あのころ付き合ってくれた友人って、今思うと偉い)。

それが・・・年齢と共に、したい髪形というより、手入れが楽な髪形へと冒険心がなくなってきているように思います。
たった、前髪を切りたーい、と思っただけなのに、一年も放置していた自分にびっくりです。

女性は見た目のところでモチベーションをあげたり、気持ちを変身させたりするのが上手いと言われます。
そういう単純さって、ちょっと最近遠のいていました。
これから、この単純さを復活させていきたいなあって思います。

ヘアスタイルのように、ちょっと変えてみたらちょっと気持ちが明るくなった、ということは日常にあふれています。
でも、そのうちやろう、来るべき時がきたらやろう、という『とくに変わらなくてもいい癖』もついています。
冒険は進んでしなくてもいいというか、
変化して得られるものへの期待よりも、現状維持への安心のほうが勝ってしまっているのでしょうか(これもパターン)。

もっと軽い気持ちで、さくさくと、
やってみたいと思うことをやればいいですよね。
ひらめいたことや、何となく良さそうなことも、重く考えすぎてしまう前にさくっと。
変化といっても、ちょっとしたところを生活の中に取り入れてみて、いつもずーっと同じになっていることがあったら、そこを変えてみるとか、
停滞しないように、よどまないように暮らしていきたいです。























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