内容よりも、伝え方が大事

例えば、何か新しいことがスタートし、
みんなが同じ方向を向いている(士気が高まっている状態)の時に、
それと逆行する(士気を下げてしまうような)、「同じ考えではない」という、一人温度差のある発言をするのはとても勇気が要ります。

自分だけがそんなことを思っているなんて、とても言えない。
言ってはいけない空気を肌で感じている。

でも、言ってしまった・・・
自分一人くらいが、違う考え(感じ方)を持っているということを言ったとしても、だから何かが変わるわけではないと知っているのですが、
それでも、言わないまま、話を合わせていくことがもう辛くなってしまったのです。

言った後、さぞかしわがままな奴だと思われたのではないかと思う(実際はわからないが)。
でも、
言う前よりは、心がちょっと軽くなったように思いました。
それが、今練習している、大人の自己開示だったかどうかは自信がありませんが、
自分の正直な気持ちを伝えながら、何でそんな気持ちになるのか理由を伝え、それでもやってみる方向でいることを伝えました(そう、結局やるのだが)。

人と違う意見や感じ方があることは、ごく自然なことなのに、
どうしてこうも、違っていることを伝えることに、こんなにためらいがあるのか。
それはやはり、相手をわざわざ不快にさせたくはない、と思うからなのでしょう。
そして、角が立たない『やわらかい伝え方』が自分にはできないと思っていることもあります(これはパターン)。
伝える内容よりも、伝え方の方に実は問題があって、自分のストレートすぎる言い方さえ、もう少し何とかなればなあと思うのです。

これは練習(意識した経験)が必要。
いきなり仕事の場でここを練習するのは、無謀だと思うのですが、
選択する間もなく、その機会はやってきてしまった、という感じでした。
それほど、思っていることとやっていることが違うということに耐えられなくなっている自分がいます。

軽くなった心は、その後にまたまたいろいろ思考がめぐり、
軽いままで持続しているわけではありません。
それでも、次はもうちょっと『やわらかい伝え方』に近づけるようになりたい、と思うこの気持ちは軽い・・・。













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