大変なことが続くとき

一つの悩みごとができて、
その矢先に、また別の悩みごとが出てくる、ということがあります。

パターンのケアの視点で言えば、
もやもやするようなことがあって、そのもやもやの原因は何だろうって、
パターンの言い分を聞いてみようと思った矢先に、違うもやもや(又ははっきりとした不快な感情)が出てくる場合です。
一難去らずにまた一難。
混乱する頭の中、心の中をどう処理していったらいいのか、ああもう嫌。

これは、大変なことが起きているかのように見えますが、完全にパターンにのみ込まれているという状態。
主導権が、本当の「私」ではなく、パターンになってしまっているために起きる現象です。
大変だと、ああもう嫌と、「私」が感じているのではなく、パターンが感じている。

嫌な気持ちがずーっと続くというときは、本当の「私」ではないところで反応しているもう一人の自分がいる(これがパターン)ということに気づきにくい。
誰かが何かを言ったとか、自分が何かをしてしまったとか、その出来事に注目したくなりますが、そのとき生まれた感情を観察することが優先。
どんな気持ちになっていたのかみていけばいいのだ、と思うことがありました。

我に返ってみる。
パターンにのみ込まれているときこそ分かりにくいのですが、『我に返る』とは、まさしく本当の「私」に戻ること。
不快な感情は、自分にとってとても大事なものです。

















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