エネルギーを高くする心構え

『パワーか、フォースか(改訂版)ー人間の行動様式の隠された決定要因ー』に書かれている、人間の心構えにおけるパワーパターン。
その心構えとして持つものには、
エネルギーが高いもの(成功、健康、幸福へと導くもの)と低いもの(失敗、苦しみ、病気に陥るもの)に分かれています。
一見とてもシンプルなことですが、自分の心構えとそれに相反するもの(心構えとしてはエネルギーが低くなってしまうもの)は言葉として一体どんなものがあるのだろうか。

豊かな・・・・・・過多な
感謝する・・・・・うらやむ又は義理がある
礼儀正しい・・・・こびへつらう
責任感・・・・・・罪悪感
信じる・・・・・・言い張る
共感する・・・・・あわれむ
謙虚な・・・・・・自信がない
ゆだねる・・・・・心配する
立ち向かう・・・・競争する 等々

左がエネルギーが高い心構えで、右がそれとは相反するエネルギーが低いものです。
これはほんの一部ですが、たったこれだけの言葉を検証しただけでも、衝撃を受けました。
衝撃を受けながらも、なるほどと思うものが多くあります。

例えば、『感謝する』
これなどは最も自分がそうありたいものの一つ。
なのに、人をうらやむ気持ちが相反するものだなんて(害のない言葉だと思っていた)。
確かに深く観察すれば、
うらやむという気持ちには、初めから相手は自分よりも恵まれていて、特別で、自分はそうじゃないし、いいよね~あなたは、みたいな感じが含まれている。
ということは、その人に対して純粋な感謝の気持ちを持つというところには、ほど遠いものであることが分かります。
義理を感じている人(お世話になった人)に対しての思いも、その義理や世話という事柄に対してのものであるのかもしれない(感謝すべきでしょ、というもの)。

また、『信じる』の相対する言葉が、『言い張る』というのは、痛いところをつかれたような気分です。
説明したり、訴えたり、特に自分には非がないということを言いたい時の自分の姿を思い浮かべては、
相手を信じていない反応を確かに自分はしていた。
自分の気持ちが、『言い張る』という態度に表れていました。

このように、そうありたいと願いながらも、真逆の心構えをしていたということがあるのだと知りました。
人間の心構えについてのエネルギーは、宇宙への影響も大きいもの。
世界中の人が幸せになってほしいとか、戦争のない平和な世の中になってほしいとか漠然と願うよりも、
良いエネルギーを一つ一つ自分自身が意識していくことのほうが、とても実用的であると思いました。

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例え、洞窟の中で独りで暮らしている人がいたとしても、その人の思考は望もうが望まざるが、他の人々へ影響するのです。私たちのすべての行動や決心が、私たちを含むすべての生命をサポートします。よって自分が作るさざ波は、自分に返ってくるということなのです。
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