苦手なことをしてみる

論理的に考え、話すことが苦手です。
え?なになに、どういうこと?
と一度ですんなり相手に伝わらないことが多く、
自分では、あーそういうことか・・・とパズルのピースがぴたっと合ったかのようになっているのだけれど(分かった気になっている)、
この腑に落ちた感覚を、理路整然と相手に説明することがなかなかできません。
説明以前に、論理的なものの考え方に対して、なぜか抵抗感がある(本来、こっちの方が理解しやすいと思うのだが)。

今年に入ってから、ページを行ったり来たりしながら少しずつ読んでいる本があります。
(『パワーか、フォースか(改訂版)ー人間の行動様式の隠された決定要因ー』ディビット・R.ホーキンズ著 ナチュラルスピリット)
人間の意識のしくみが、それこそ論理的に書かれていると思うのですが、
たぶん、この本に書いてあることが私にとっては、非常に難しく(単語の意味を調べながら)じっくり読み込まないと無理だと思いました。
そうして少しずつ読んでいくうちに、直感的に「あ、ちょっと分かったかも」と思う箇所が現れ、やっと頭もそれに連動して動きだした感じです。

私の、これまであまり使わずにきた論理的思考の部分・・・この資質は、この本でほんの少し芽が出てくれたのかもしれない。
本を手にしたときの直感から始まり(知りたいという期待感)、
難しいからといって辞めてしまわずに(いつもならば、読むのを辞めていたところだが)、もうちょっともうちょっとーと、そこに居続けてみて良かった。

今まで苦手と思っていたことの中にも、自分を置いておく、という体験。
始めは苦痛だけれど、『分かりたい』という動機があれば、少しずつそこになじんでいけるということがあるんですね。

次は筋道立ててわかりやすく説明する、伝えるということにも挑戦してみよう。











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