恥ずかしくない

季節限定で、ホームセンターの駐車場にお焼き屋さんが来ています。
ここのお焼きのあんこが、
甘さ控えめの北海道粒あんでとっても美味しいのです。

先日も出先で発見。
帰ったら夕飯だけど、その前にちょっと食べたいな。
たまにはクリームにしようかなどうしようかな~
と財布片手に早歩きでお店へ直行。
すると、向こうからも同じ勢いで直行してくる男性がいました。
もう本当に同じ歩幅歩数で、
ちょうどお店の前でどっちが先?という感じになりました。

お互いにどうぞどうぞとなって、
男性が、それじゃあとクリームを2個注文していました。
ちょっと笑いながら、
「事務の子にいつも世話になってるんで~」と言います。
私は、「あー、お疲れ様です」と言うと、
「あ・・・クリームで良かったかな・・・」
「クリームも美味しいですよね」
「ですよね!」
「やさしいですね!」

男性は、じゃあお先しますと言って足早に去って行きました。

きっと、会社へ戻る道すがら私のようにお店を発見し、
戻ったらその事務の子に頼まなければならない仕事があったのでしょうね。
お焼きで日頃のありがとうの気持ち伝えようかなと。
そして相手の顔を思い浮かべながら直行。
食べ物ってなんかもらった方も嬉しいですよね。

そんなことを想像しただけで、こちらも温かい気持ちになります。

年々、本当によくこういう体験をするようになりました。
見知らぬ人から話しかけられるとか、私も話しかけるとか。
知らない人との数十秒の会話がちょっといい体験なのです。

最近ますます自分がそれをしたら言ったら恥ずかしい・・・
というのがなくなってきているように思います。
恥ずかしいと思ったとしても、すぐに「笑える」に変換されるのです。
今までは、
うわ~恥ずかしい、自分って最低だ~、なんて思われたんだろ~
って落ち込むようなことも全然平気に思えることが増えて、
自分のしたことを笑えるようになっているんですね。

この笑いに変える感覚を持つと、もう誰とでも話せるような気がしてきます。
まあ、おばさんだから・・・というのもありますが、
単なる図々しさだけでなく、
自分自身を愛せるようになってきているからなのかなあとも思いました。

結局お焼きはあんこにして、
たこ焼きも買って帰りました ^^





















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