白で変身

パターンには黒と白があります。
※あらためて、パターン(黒)とは、こちらをご覧ください

今日たった一日の中でも、
あきらかに黒パターンだなこれは、と思ったものは、
~すべき、~してほしくない、~さんが嫌い・・・
というものがありました(パターンは一つだけというわけではない)。
こだわりが強くって、自分のことしか考えていなくって、決めつけにかかり、執着しているのが黒パターン。
もやもや、ムカッ、イライラ、がーん・・・
違和感、怒り、憎しみ、落胆、そして寂しさなどを感じているのは、黒パターンに反応している証拠です。

一方、白を選べたな、と思った行動もありました。
「もしかしたら、○○ができる自分になってきているのかもしれない」
「もうそこにこだわらなくてもいいのかもしれない」
といった考え方ができて、
そこには広がり、柔らかさ、明るさ、軽さを感じられたときです。
白には黒のような心の引っかかりは一切ありません。
白を選んではいても、数時間後にはまた黒と迷う・・・ということが繰り返しされます。

どちらも『自分』で、どちらがいい悪いではないのですが、
どうして黒ではなく、白を選ぶ練習をしていくのかというと、
白を使っていくことは、断然今までと違った自分の可能性を広げられるからなんだと思いました。

黒のように、自分ってこういう人間なんだから~という決まりきったものではなく、
こんな選択だってできる、こんな自分もいるんだ、
という『新しい自分』に変身することが白にはできるのだと思います。
しかも、ごく自然に無理がなく変われるもの。
黒では変われないのです。

自分の黒の部分、真っ黒な部分というのものは、
いつも同様の課題や壁にぶちあたり、
なんて自分はいつも同じようなことで悩み苦しむのだろうか・・・と思うもの。
あまりにも人生の中で何度もそれが起きるので、
それが自分らしさでもあるのか?と思ってしまうほどでした。
性格は変えられない・・・と誰が言ったのかわかりませんが、
そういうものだから、人生そんなものだからと、
開き直っていた時期もありました(そうやって巧妙に納得させる力が黒にはある)。

でも今は、
「私」が何を選ぶのか、いつでも変えられるのだと知っているので、
性格は変わる、人生も変わる・・・それは白パターンを選んでいるからだとわかります。
自分らしさというものは、黒パターンではなく、
白パターンを選んだ自分に『それらしさ』を感じるのです。

黒でも白でも本来はどっちも自分にあるので、
どちらも受け容れていきたいのですが、
今は白で生きる方法を徹底して模索しているのだと思いました。










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