信じる

今までと明らかに違う。
そっけないというか、元気がないというか、何となく冷たいといったらいいのか・・・
これまで自分が見てきた相手とは違う様子に、
何かあったのかなあと心配するや否や、それは不安へと変わっていった。
もしかしたら、何か自分がやらかしてしまったのだろうか。
時間が経つにつれて、物事を深刻化させているのは自分かもしれない、とも思ったりする。

こんなときこそ、
相手の反応ではなく、自分の内面を見てみよう(と言い聞かせた)。
そうだ、ここで自分を観察しないでどうする。
相手のどんな態度に引っかかるのか?
また不安なのか、悲しいのか、怖いのか、どんな感情で自分はいるんだ?
集中して観察していくと、
ああ、笑いあいたいけど笑えないんだよね・・・それがとても寂しいし、苦しくなっている。
と、言っているパターンがいた。

これまで普通に楽しく、
思ったことを言い合えていた関係で、自分は何の疑いも持たず信頼してきた人。
これまでの関係性があまりにもあたり前に続いていて、当然これからも続くであろうと思っていた。
そのあたり前が突如ぐらつき、パターンは孤独を感じています。

でも、それで自分の相手に対する信頼が失われるということはあるだろうか。
むしろ、ずっとこの状態が続いたとしても、勝手にわたしはその人を信じているように思う。

信じることに条件はないように思う。
こうなったら信用できるとか、
以前のようにまた話せる、関係性が戻るはずだと信じている、ということとは違う。
今何か自分へ言えないようなことがあるのかもしれないけれど、
「大変だったんだろうな」と受け止めたいし、何かあったら助けたい・・・
そういう気持ちでいる。

自分が今まで経験してこなかったような、
思いもしない方向へ何か進もうとしているのかもしれない。
いろんな人間関係を学んでいきたいと思う魂の希望?
もしそうならば、
自分の内側へ目を向けて、勇気をもって観察していくしかない。

正直、ちょっと胸が苦しくなっています。
その苦しさを、まず、認めよう。
根気よく自分の本心を尋ねながら、
その本心と向き合える自分を信じて、パターンのケアをしていきたいです。








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