「私」にゆだねて

明けましておめでとうございます。
いつもブログを読んで下さりありがとうございます。
今年も『きぐるみの中の私』が見たもの感じたもの、体験したものを綴っていきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願い致します。
そして、
新年ということで気持ちも新たに、背景を少し変えてみましたが~どうでしょうか。

それにしても、
このきぐるみ(肉体)も年々厚みがでて参りました。
また、ほつれたり穴があいたり、色褪せたりと、
若い頃とはあきらかに見た目も機能性も劣ってきています・・・
年末年始は、疲れもあってか、ずっとお腹の調子がいまいちで、楽しみにしていたご馳走とかお酒とか、
全くもって質素な食事で過ごすこととなり、ほぼ寝正月しています。

そんな自分を受け入れながら・・・

今年やりたいと思うことと、この肉体と、
どう折り合いというかバランスを取りながらやっていこうかと、
選択→行動、となったときに少し体のことも考えていきたいなあって、
新しい年にお腹をさすりながら考えています(休息と鍛錬と)。

一年の計は元旦にあり、と言われたりしますが、
この心と身体と魂の成長をセットで思うことができたのも、この体調のおかげかもしれません。
年明けにひらめいたことや、目標として立てたもの、決心したことなどは、
自分が生まれてきた時に、どんどん記憶を消し去っていったように、
日々を過ごすほどに忘れ去られてしまいます。
そして、周囲の人間や与えられた環境、自分が選んだ体験によって、少しずつパターンがすりこまれ、
それが本当の「私」だと思い込み、もうすっかりパターンと「私」の分離ができなくなってしまうことが起きてくるのです。

でも、今の自分は、このパターンと「私」との違いを少しずつ、ゆっくりだけど着実に感じられるようになってきているように感じます。
例えパターンだと気づかずに行動してしまうことがあっても、
気がついたときにパターンをケアし、
落ち着いてあせらずに、軌道修正していけばいいのだと。
どんなパターンも許せる「私」にすべてをゆだねていきたいと思いました。

今年も去年と引き続き、
『なんとかやっていかれる。根拠はないけれど』
ここを自分の中心に置いてやっていきたいです。
そして、自分の一生が何年、何十年あるのかわからないけれど、
分からないからこそ、この一年でできる限りのことをやってみたい・・・
「私」とパターンを切り離し、
もろくて幼いパターンを、強く優しく大きな「私」が守っていく。
そんな「私」を使って、たくさん登場させて、
自分以外の誰かのために、何か少しでも役に立つことができる一年であればいいなあと思います。










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