物欲

すごく久しぶりでデパートに行きました。
県内で唯一のデパートへ。何年ぶり?
昔はよく母と行っていましたが、
やはりお値段が高いものが多いですから、デパートじゃなくてもいいかなと、かなり遠のいてしまっていました。
そしたらまあ、何ということでしょう、
いざ行ってみたら欲しいものがいっぱいあるあるある・・・

ここでしか取り扱っていない鍋を見にいったのですが、
鍋などほんの一部、使い勝手が良さそうでデザイン性も高く素敵なキッチン用品がたくさんありました。
あれもこれも欲しい・・・。
実家からもらってきたままの、もう何十年も使ってきた垢ぬけない台所用品の数々。
こういうスタイリッシュなものに囲まれたら、もっと料理もいろいろ作るんじゃないですかね(と、あくまで想像)。
お家のティータイムも優雅になりそうな、素敵なコーヒーカップもたくさんありました。
また、エプロンもすごくかわいいものがいっぱい。
家で着るにはもったいないほど、これならゴミ出しにはあえて着ていきたいなとか。
ハンドクリーム一つ選ぶにしたって、テンションあがります。
パッケージで選ぼうか、成分で選ぼうか、それとも香り、つけ心地?
はあ~すごい、目移りしてしまう・・・

このところ、めっきり物欲がなくなってきたと思っていたけれど、
ありましたね・・・しかも、かなり。
物欲がなくなることが、何か自分が成長したとか、精神性を重視するようになった証しのように思うところがありましたが、
こんなに感動して、これがあったらいいなあと思うものがたくさんあるわたしって、
何なんだろうと思ってしまいました。

いつもの日常では目にすることがないものが、デパートにはたくさんあります。
でも、こんなに感動したけれど、
選択肢が多すぎて、まあいっか~となって、何も買わずに終わりました。
「買ったもの達をちゃんと自分は使いこなすだろうか」
と断捨離したことを思うと、妙に慎重になってしまいます。
家には、使いにくくても、ただあるから使っているものもたくさんあります(壊れていないから使っている)。
デパートで見つけた心躍る美しいものたちに憧れつつ、
そういう完璧でないものも捨てがたく、不便だと思いながら使い続けているのは愛着なのでしょうかね。

それにしても、たまのデパート、とってもとっても楽しかったです。






















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