シュミレーション

本当の「私」が深い理解と愛情をもってそのパターンの存在に対して語る、伝える。
「あなたは、何も変わらずそのままでそこにいていいからね」
と信頼関係ができた、次の段階は・・・

黒パターンと白パターン、これから本当の「私」はどちらを選びたいのか感じとります。
この時の白パターンは、思考を使って(ここはよく考えるところ)、
より「私」がしっくりくる白パターンを作り上げてから、感じて選ぶ。
選んだら、これを次の行動へと移す。
選んだら実行。というところまでが、白パターンを選ぶという意味です。

この実行って、
何をどのように話すことなのか(もし、誰かに話す必要があれば)、
どのような行動を自分は取るのか、
気持ちはどうありたいのか等々、
これらの具体的な部分がとてもとても大事になってきます。
行動しない白パターン選びでは、何も変わっていかないからです。
まったく変わらないわけではないけれど(気持ちは大分落ち着くのだが)、
本来自分が生まれながらにもっている数々の資質が、生かされていかない。
だから、資質を意識して使うということが、白パターンを選んだ行動、ということになる。

まずは、もう黒パターンのままで行動しない、という『意志力』が必要。
次に、具体的な白パターンの行動をシュミレーション。
これは最近になって、『想像力』が生み出す『実行力』という、この連動するものの力を実感することがあり、
感情・感覚で違和感なく想像できたものは、実現しやすいかもしれないと感じました。
もちろん、白パターンを選んだときから、自分が取る行動はもう決まっているぞ、という場合もありますが・・・

白パターンを選ぶということは、すがすがしさや軽さ、ほっとする感じがあると思うのです。
シュミレーション(行動する自分を想像)でそこを感じ取っていければ、実際の行動でもその感覚を持って行動できるような気がします。
これまでと違う行動を取る、ということは勇気がいります。
その緊張感も少しやわらいでいく感じがします。

大人のコミュニケーションを具体的に言葉で言ってみたり、
そのとき自分はどんな表情で、どんな声のトーンで発するのか。
それをやってみたときの自分の気持ちはどうだろう・・・と想像して、感じて、白パターンで行動する自分への準備をしていく。

慣れ親しんだ黒パターンで行動してしまうのは、本当に簡単で、あっけなくやってしまいがち。
ここはやはり、強い『意志力』という資質を使いながら、『想像力』を働かせ、『感受性』を高め、『勇気』を出して『実行力』を養っていく。
白パターンを選べた「私」を信頼しながら、もっともっと「私」に任せていきながらやってみたいです。







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