●パターンを知ってもらいたい
私がはじめてカウンセリングの体験をしたとき、
もちろんパターンというものも何も知らなかったけれど、
そんなの全く関係なく(何の問題もなく・・・)、
カウンセラーである私の師匠は、
私のお話を聴いてくれました(そりゃそうだ)。
この胸のもやもやを何とかしたいと、
どうにかしたいんだよーーーって、
楽になるすべを教えてもらいたいんだよーーーって、
自分でも何を言っているのか分からないくらい、
ベラベラと話していたように思います。
途中から、心のカラクリっていうものを知り、
やっとのこと自分に向き合うようになるまで、
結構な時間があったように思います。
でも、そんな遠い過去の自分のことはすっかり忘れ・・・
パターンの話があたり前になって、
伝えることが楽しくなっている自分がいたんです。
そう、パターンの話ってすごくおもしろい。
なぜならば、それがあると自分のことがわかってくるし、
苦しかった日常が変わってくる・・・から。
そして、クライアントさんにも、
そうあってほしいと望んでいる自分がいました。
でもここはとても微妙なところで・・・
●パターンを知ってもらいたい
というパターンを持ちながら、
話を聴いていたんじゃないか?って思った。
そこを知ったら楽になる。
という、ある意味自分の体験の押しつけです。
逆を言うと、知らないままでいることが、
何だかいけないことのように、
知ってもらいたいと思う微妙な心。
相手のパイプに入り込もうとしていた自分がいた。
自分と向き合うということは、
何度も何度も勘違いをしたり、忘れたり、
急に面倒になったり、あきらめたり、また希望を持ったり・・・
そうやって一筋縄ではいかないようになっていって、
向き合えているのかな?程度のことかもしれません。
だから、自分のペースは誰にもあてはまらないし、
パターンの話なんて不要だということもあるのだ(むしろ、こっちが多いか?)。
自分のカウンセリングは自分の哲学のもと、
自分を知るたびに少しづつ変化していると思う。
そして、その時どんな生き方の哲学を持っていても、
それは自分だけのものである。
他人にも役に立つとは限らないのだ。
私は自分のケアをしていけばいい。
自分のパターンだけを見ていけたらそれでいい。
今の段階の私が、それを知ることができて良かったです。
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