力をくれるもの

今日は、目的地まで1時間ほどのドライブをして、
いろいろ発見がありました。

まずはこの自然の美しさ!
久しぶりの快晴で、木々の緑も青空に映えます。
風に吹かれてゆさゆさと、大きく木が揺らぐ様子が、
あ~いいなあって嬉しくなりました。
あと1か月もすれば紅葉も始まりますから、
この濃い緑色の葉っぱはもう少しで見納めです。

その後、信号待ちの横断歩道では、
一歩歩くのがやっと・・・といった感じの、
足が悪そうな年配の男性が前傾姿勢で歩いていました。
手にはコンビニの袋を持っていますが、
もう何回も使い古した感じで、もはやその方の手提げですね。
一生懸命歩いて一体どこに行くのか・・・転びませんように。

次に目に留まったのは、
久しぶりに顔を出した岩手山。
岩手山といえば、
つい最近まで雪が乗っかっていたような気がしていたんだけどー
雲がちょっとかかっていましたが、今日やっと顔を見せてくれました。

そして、国道から横道に入っていくと、
一面にぱ~っと、黄金色の田んぼが広がります。
今年も豊作だといいなあ。
シラサギもこっちを見ています。

といった感じに、
いろんなことに私の目は止まり・・・
これって何か意味はあるだろうか?と考えました。

自然って、いつもそこにあるけれど、
どうしたわけか、今日はすごく目に入ってくる、美しさが際立っている、
そして何だかその中にいると嬉しい!って感じるときがあるような気がします。
自分の内側からわきあがる幸せです。
これは明らかに、
自然から生きる力を分けてもらっているんだなあと思う。

誰にも何も文句言うことなく、
ただそこにある、木々に、山に、田んぼに、シラサギ。
ただそこで四季を繰り返し、それなりに「生」を全うしていく。
これだけで何かとてもすごいことだと思う。

となると、あの男性は?
やはり、その方もそれなりに生活しているのではないかと思います。
それなり・・・って、自然界がやっている営みのようにです。
人の何倍もかかって歩いていたその男性は、
「歩く」という「生」をただ全うしているのかもしれません。

そういう光景に自分は注目したくなります。
がんばって歩いているから?
足が悪いから?
身なりが何だか大変そうな生活を連想させるから?
同情しているわけではなく、
それが自然な姿であるように映ったからかもしれません。

目に入ってきたものに意味をつけ、自分で勝手に納得する。
これがいいか悪いかはわかりませんが、
たくさんの景色が飛び込んできているはずなのに、
そこだけが印象に残るということを、
何かちょっと考えてみたくなりました。

来週の三連休もドライブを予定しているので、
また自然に浸りたいです!


新米が楽しみ〜









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