ご先祖様とのつながり
今年のお盆は、
会ったことのないご先祖様のことを、
これまでになく考えたお盆でした。
女性は嫁ぐと、
夫の方のご先祖様を優先し供養することが多くなるのではないでしょうか。
私は結婚当初、
会ったことのない方だらけの夫の方は、
正直意識をしないと、感謝することがなかなかできませんでした。
お盆といえば、つい、
小さい頃から可愛がってもらった祖父母を思って手を合わせ懐かしみ、
知らないご先祖様とのつながりを想像するのは、
あまりできていなかったように思います(申し訳ございません)。
でも、ご縁があってこの家に入り、
気づけばもう少しで旧姓よりも今の苗字の方が長くなっていく今、
夫と出会わせてくれたこと、
娘と出会わせてくれたこと、
そして自分が今ここで生かしていただいていることに、
素直な気持ちでお礼を言っています。
ご先祖様の中には、
私と同じような、嫁として、妻として、母として、
未熟で頼りない女性もたくさんいたと思うけれど、
反対に、私にはない家事が楽しくできた人、
気配り上手で思いやりがある人もいたと思うので、
そういう方の力を借りて、自分も今日までなんとかやってこれたのだと思います。
また、実際に、親戚付き合いとは、
おとなしく周囲に合わせること(猫かぶること)だと思っていた私に、
あ、そうする必要ないかも・・・って思わせてくれた叔母もいました。
そうやって、
この家に嫁いできたたくさんの女性たちが、
同じ嫁としての私に、今も力を貸してくれているように思う。
自分があまり悩むことなく親族の方々とこれまでやってこれたのは、
生きている方、亡くなってしまった方、遠いご先祖の皆さま方、
たくさんの方々のフォローがあったからなのだと。
女性が結婚するとたくましくなっていくというのは、
こういうところにも関係しているかもしんないですね。
どうか、ご先祖の皆さまの中で、
〇〇が得意な方がいましたら、私にそれを教えてくださ~い!
って祈ることが多い私。
(これがまた、よく聞いてくださるんですっ)
そんなライトな関わりを、生きている方、亡くなってしまった方、
はるか昔々のご先祖の皆さま方にも同じように持ち、
今、生かされていることへの感謝の気持ちを、
これからも持ち続け、伝えていこうと思っています。
まだまだ夏の空が見える! |
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