謝りたいとき
謝りたいと思うことがあった時、
すぐに謝れたらいいのですが、
それが叶わないとなると、居ても立っても居られなくなります。
なんてバカなことをやってしまったんだと、
ただただ自分を責めるしかない・・・
でも、こういうとき私は、
胸に手をあてて目を閉じ、その人のことを思い浮かべて、
本当に懺悔の気持ちで心から謝ります。
その人が目の前にいるかのように、
本当にごめんなさいと言い、
いつもありがとうと言い、
これから自分はどうしていきたいのかを伝えます。
これは、いつもそうしています。
会えるまで時間があるとき、
そうやってその人を思い、声に出して謝ります。
本人へその思いが伝わっているかどうかが大事ではなくて(それも大事か?)、
自分がちゃんと誠心誠意、謝れたかどうか。
自分が間違っていたと、悪かったことをしっかり認める。
懺悔をしたいということは、
たぶんですが、
自分が正しいと思っているとき、特にそういうことが起こるような気がします。
正しいと思っていることすら自覚がなく、
その無意識さで思いもよらぬことをしてしまうのだ。
自分が正しいと思って行動していると、自分を完全に見失い、
人の批判をしたり、傷つけたり、信用を失うようなことをやってしまうのです。
自分の正しさとは、
信念でもあり、
その信念を自分の支えとして生きている場合があります。
それほど大事なものだと、パターンだとは思えないんですね。
また、
自分が正しいと思う間は、ネガティブな感情ではなくて、
むしろポジティブで力強さがあります。
なんかちょっと張り切っていたりもするので、さらにパターンだと分かりづらいような気がします。
自分が正しいと信じていることを自分がやっていくのと、
相手にそれが正しいんだとやらせていこうとするのは、
全く別の次元のもの・・・
謝りたいと思っていた人にちゃんと謝れるというのは、
そのチャンスを与えられた奇跡にも感謝です。
自分の思いと行動が一致することになり、
この一致性があると、
やっと本来の自分に戻れたような気がします。
盛岡城跡公園のみどりもりもり |
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