自分が薄く消えていく

いくつかの大きなイベントの仕事が終わり、ほっとしています。
ホントにホントに、
自分、ご苦労様。よくやった!とねぎらっています。

全部終わってみての安心感は、
結構プレッシャーがあったんだなあ・・・
周囲の人たちに、
うれしい、感動した、今までにない体験だった、参加してよかった・・・
などなど、ポジティブなものを持って帰ってほしい。
という願いがあったからだと思います。

こういう、他者あってのことって、
どう感じてもらいたいか?なんて考えれば考えるほど、
意識しすぎてうまくいかないことが多いような気がします。
だからまずは、自分自身が楽しみ、味わい、
そこに熱中していくだけでいいと思うのです。

そういう、まず自分、という経験はこれまで何度かやってきているし、
その方がその過程も結果もよいものになる。
・・・のではありますがー、
今回はそれともまた違う、別な感覚がありました。

他のために動くことと、
自分がそこに心を置くということ。
どちらも自分がありたい姿。
他者の喜びも、自分自身の喜びも、
どちらもとても大切なもの、尊いもの。

でも、どちらも・・・ではなくて、
自分のことは少し以前よりも、薄れているような感覚がありました。
自分の存在が薄~く、消えていく~~~ような感じ。

白黒どちらかにいろいろなことが偏りがちですが、
他者だけでもない、自分だけでもない、
かといって半分半分でもない。
自分の存在が薄れるこの感覚(白でも黒でもないグレー)、
それは、感情があまりわかないような、と表現したらいいか~

経験は、自分の中に確かなものを育てていくということもあるし、
まだはっきりとわからない感覚を得ていくというのもあります。
こんな経験したのでこうなりました!とは、
まだ何とも言えないようなもの。
わかることは、そこには軽さが感じるということ。

まだこのはっきりとはわからないような不思議な感覚は、
自分にとってとても大切な感じがするので、忘れないように浸ってみようと思います。


この瓶、貴重らしい・・・

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